今回ご紹介するのは熊本和牛あか牛(赤牛)のマルカワです
マルカワとは
マルカワは牛肉のモモの部位を細かく分けたとき、シンタマ(芯玉)と呼ばれる部位の内の1つです。
そのシンタマ(芯玉)は4つの部位に分けられます。この部位を答えられたらかなりの肉好き、肉通です。
その4部位とは、脂がうまいトモサンカク(ヒウチ)、ヒレに次ぐ柔らかさのシンシン(マルシン)、あっさり味のカメノコ、そしてもうひとつがマルカワです。
カメノコの記事はこちら
トモサンカク、シンシン、カメノコ、マルカワを含むシンタマ(芯玉)は、別名マル、テンマルとも呼ばれていて、当店では「テンマル(天丸)」と呼んでいます。
シンタマの中で、最も取れる量の少ないのがマルカワです。
希少部位といこともあり、肉の部位的には世間に浸透していない部位です。
マルカワ単体で扱っているお肉屋さんや焼肉屋さんもは少ないようです。
マルカワの特徴
マルカワはシンシンの外側に位置していて、脂が少ないために赤色がとても濃く、筋線維が細かい赤身肉が特徴です。
シンタマの中では最も硬い肉質になりますが、赤身の濃厚な旨味を感じられ、さっぱりと食べやすい部位になっています。
煮込み料理で美味しいマルカワ
マルカワのおすすめの食べ方は、塊でローストも良いですが、カレーやビーフシチューのような煮込み料理が最適です。スパイスやソースにも負けない濃厚な赤身の味を堪能できます。
恵比寿にあるあか牛精肉販売所では、対面ショーケースにてあか牛を販売しています。お好みに合わせてオーダーカット致します。ぜひ自分好みのあか牛を探してみてください。