甲誠牛 あか牛とは
あか牛 甲誠牛
九州熊本の雄大な阿蘇の大自然の中、自社牧場で大切に育て上げた当店自慢の和牛です。
広大な草原やきれいな水、穏やかな気候など、あか牛の飼育に最適な環境が揃っている熊本県は、あか牛の生産量日本一を誇り、全国の生産量の約70%を占めます。
心も身体も喜ぶ赤身肉
当店では、阿蘇の大自然の中で大切に肥育されたあか牛を牧場から直送しています。あか牛の最大の特長は、濃厚な赤身の旨味に尽きます。赤身ならではの美味しさと品のよい香り、そしてヘルシーさを高レベルで兼ね備えた貴重な食材が「あか牛(赤牛)」なのです。
▼あか牛は、和牛4種の1つ、「褐毛(あかげ)和種」
あか牛は、熊本県阿蘇エリアの広大な草原と阿蘇伏流水に加え、穏やかな気候など、最適な飼育環境の中で育ちます。
※熊本県は、あか牛の生産量日本一を誇り、全国生産量の約70%を占めます。
のびのびとストレスのない環境で放牧された健康的なあか牛は、肉質も極上で豊かなうま味と適度な霜降りを楽しむことができます。
▼赤身を堪能する
甲誠牛の最大の特徴は、赤身のまろやかな旨みに尽きます。脂身(霜降り)の甘みや口どけを楽しむ黒毛和牛とは異なり、赤身の肉の味はごまかしが利きません。
甲誠牛は、あっさりとした味わいのなかにも、肉本来の旨みを濃厚に感じられるあか牛を丁寧に肥育し、霜降りと赤身のベストバランスを追求して誕生しました。肉のくさみが無く、すっと品のよい素直な香りとともに、まろやかな赤身ならではのおいしさをお楽しみください。
旨味と柔らかさ、さらにはヘルシーさを高レベルで兼ね備えた貴重な食材が「あか牛 甲誠牛」です。
▼生産・流通経路を一括管理
甲誠牛の肥育には、他のあか牛よりも長い時間と手間をかけております。通常のあか牛の肥育期間が約20~24ヵ月であるのに対して、甲誠牛は28~30ヵ月の年月をかけて大切に育てられます。
飼料も一般的な牧草や藁の他にビール粕やお米を与えて、その酵母によって牛の腸内が活性化し、健康的で柔らかい肉質を実現してくれます。
肥育にかかる費用は大きくなりますが熊本の自社牧場と加工施設にて、優良血統の種付け、肥育、精肉加工までワンストップで取り扱うことで中間業者を省き、安心安全、新鮮な甲誠牛をお安く提供する努力を続けております。
▼1頭丸ごと全部位を取り扱える理由
「あか牛」の出荷時の体重は800kg~900kgにもなりますが、枝肉の状態では500kg~550kgとなり、中でも希少部位と呼ばれる、ほんの数キロしか取れない部位があります。
当店のお肉は自社牧場育ちですので、全ての部位を使う事ができます。
もともと和牛の中でも希少な「あか牛」のさらに希少部位となると関東ではなかなかお目にかかれないとても珍しいお肉ということになります。
▼旨味を引き出す、ウェットエイジング
ここ数年の熟成肉ブームでドライエイジング技法が広く知れ渡りました。
ドライエイジングとは、欧米のアンガス種のような歯ごたえのある赤身の肉を乾燥熟成することで、やわらかくナッツのような香ばしい香りのお肉に仕上げてくれる素晴らしいテクニックです。
「あか牛」は和牛です。
黒毛も含めて和牛には経産牛(母牛)のモモなど一部部位にはこのエイジングが有効と考えますが、私たちは基本的にはウエットエイジングを採用しています。
チルド状態で肉を数日寝かせると、タンパク質の分解酵素によりアミノ 酸に分解され肉質がやわらかくなり、旨味が増すという考え方は、ウエットエイジングも同様です。
しかし、1頭からわずか数キロ程度の希少部位を乾燥熟成ではロスしてしまうドライエイジングと異なり、ウエットエイジングでは商品化できるのです。
低温のチルド状態を保ちながら、しっかり熟成させ、お肉の持つ旨味を最大に引き出し、かつ希少部位の提供できるウエットエイジング法。その美味しさを、ぜひみなさまにご賞味いただきたいと思います。