肉ブログ

トウガラシ キメは粗くとも、しっとりジューシー

2023.05.08

今回ご紹介するのは熊本和牛あかのトウガラシです。

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トウガラシとは

牛肉の部位名で「トウガラシ」とは、肩(ウデ)の一部にあたる希少部位のことです。
スーパーではあまり見かけることはありませんが、焼肉店や一部の専門店で希少部位として提供されることが多いです。トウガラシは肩甲骨付近の筋肉質な部位で、特に焼肉やステーキに適しています。
肩肉は「クリミ」「ミスジ」「ウワミスジ」「トウガラシ」の4つの部位に分かれており、トウガラシはその中でも赤身肉の旨味が凝縮された特徴的な部位です。

クリミについてはこちらから
ミスジについてはこちらから
ウワミスジについてはこちらから

トウガラシは、肩の肉に属し、肩甲骨に接しているため、常に動いている筋肉が多く含まれます。
そのため、繊維質が豊富で、モモ肉に似た筋肉質な食感を持ちながら、赤身の美味しさが凝縮されています。また、トウガラシの表面には筋膜があり、やや粗めのキメが特徴的です。

トウガラシの由来と呼び名

トウガラシという名前は、その見た目が細長い唐辛子の形に似ていることから由来しています。
この名前がついたのは、肉を処理する過程で脂身が取り除かれた後の形が、唐辛子のように見えるためです。関西地方では『トンビ』という別名でも呼ばれており、ステーキ店では『チャックテンダー』と呼ばれることもあります。

トウガラシの特徴と美味しさ

トウガラシの最大の魅力は、赤身の濃厚な旨味です。
モモ肉のような筋肉質な部位ですが、噛めば噛むほど肉の美味しさが広がります。特に赤身肉を好む方にとってはたまらない一品です。肉質はやや硬めではありますが、それでもしっかりとした噛み応えと共に、トウガラシ特有のジューシーさを楽しむことができます。

さらに、焼肉やステーキだけでなく、ローストビーフやシチューなどにも応用可能です。ローストビーフにした際には、トウガラシ特有の旨味がより引き立ち、噛むごとに肉汁が溢れ出す贅沢な食体験を楽しめます。

調理方法とおすすめの食べ方

トウガラシは焼肉、ステーキ、ローストビーフなど多様な調理方法で楽しむことができます。
焼肉では、塩やタレでシンプルに味わうのが一般的です。焼き加減としてはレアまたはミディアムレアがおすすめで、赤身の旨味を逃さずジューシーに楽しめます。肉を焼きすぎると硬くなるので注意が必要です。

ローストビーフにする場合は、低温でじっくりと火を通すことで、赤身肉の旨味を最大限に引き出します。また、焼き上がりの肉を数時間休ませることで、肉汁がしっかりと内部に戻り、しっとりとした食感を楽しむことができます。

トウガラシはシチューや煮込み料理にも適しており、長時間煮込むことで筋肉質な部位が柔らかくなり、旨味がスープやソースに溶け込みます。特に秋や冬の季節にぴったりな温かい料理として人気があります。

トウガラシの栄養価

トウガラシは赤身肉が多いため、脂肪分が少なく、タンパク質が豊富に含まれています。高タンパク低脂肪の食材として、健康志向の方や筋肉をつけたい方にもおすすめです。また、ビタミンB群や鉄分も多く含まれており、貧血予防や疲労回復にも効果的です。

トウガラシと相性の良いペアリング

トウガラシの濃厚な赤身の味わいは、赤ワインや日本酒とも相性が抜群です。特に、フルボディの赤ワインはトウガラシの深い味わいを引き立ててくれます。焼肉やステーキと共に、お酒を楽しむことで、より一層贅沢なひとときを味わうことができます。

自宅での調理でも、赤ワインや日本酒を用意して、一緒に楽しむことで、まるでレストランで味わうような本格的な食事をお楽しみいただけます。

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