今回の肉ブログは、熊本和牛あか牛(赤牛)のミスジです。
ミスジとは
牛の肩といえば、人間の丸っこい肩を想像しますが、実際には肩甲骨から前足首までを指す部位で、「ウデ」とも呼ばれます。
牛の体の構造から前側に比重がかかるため、前足や肩の筋肉が発達しやすくなります。
ミスジの特徴
ミスジは、肩の中でも肩甲骨の内側に位置し、肩の中の肉の中でも脂が最も入っており、柔らかい部位として知られています。
さらに、一頭から取れる量が限られているため、希少価値が高いのです。
見た目の美しさ
ミスジの特筆すべき点は、その断面の美しさです。
名前の通り、「ミスジ」は三本(上、中央、下)の筋が入っており、その中央の筋から葉脈のように美しい脂が広がっています。
焼肉での楽しみ方
美しい赤身と脂が特徴的なミスジは、焼肉好きにとても人気があります。
ミスジを少し厚めに切り、焼肉にすると、赤身と脂を最も美味しく楽しむことができます。
あか牛のミスジは、他の和牛に比べても脂がすっきりしており、最後まで柔らかさを保ちながら美味しくいただけます。
また、焼肉のタレにも負けない、あか牛の赤身肉の旨味が存分に楽しめます。
あか牛のミスジを味わう
ミスジは、その美しさと赤身肉の旨味が特徴の希少部位です。
見た目にも美味しさにも惹かれるこの肉を、焼肉や料理に取り入れて、ミスジならではの味わいを堪能してみてください。
ミスジを食べたことがある人もない人も、熊本和牛あか牛のミスジの美味しさに驚くはずです。