今回ご紹介するのは熊本和牛あか牛のシンシンです。
シンシンとは
シンシンは、牛の内モモ部位に位置する特別な部位で、シンタマの中心部にあたる部位です。
シンタマとは「芯玉」を指し、その中心部分が「シンシン(芯々)」と呼ばれます。この部位は、その名の通り中心に位置しており、貴重な部位となっています。シンタマは牛一頭から約10kg取れる部位であり、その中でもシンシンは約2〜3kgほどしか取れないため、非常に希少です。
シンシンの特徴
シンシンは、内モモ部位の中でも特に水分を多く含んでおり、この水分には肉の旨味成分が凝縮されています。モモ肉全体で牛の水分量の約40%が含まれていると言われており、その中でもシンシンは特に水分が多く、旨味が濃縮されています。
肉質としては、シンシンはとても柔らかく、キメが細やかで、赤身とさっぱりとした脂が適度に入り混じった部位です。特にシンシンは、赤身肉でありながらその柔らかさと旨味のバランスが優れており、食べごたえと満足感を兼ね備えています。
シンシンの美味しい食べ方
シンシンの特徴を最大限に引き出すためには、その旨味をしっかりと噛みしめることができる調理法が最適です。以下の調理法でシンシンの魅力を存分に楽しむことができます。
ステーキ
シンシンの中でも最もおすすめの調理法はステーキです。
シンシンは水分が多いため、一気に焼きすぎると水分が飛んでしまい、ぱさぱさの食感になってしまいます。そのため、焼き加減はゆっくりと中火~弱火で調節し焼き上げます。中心をレアに焼き上げることで、肉の旨味と栄養が逃げることなく、ジューシーさと柔らかさを楽しむことができます。
POINT:ステーキとして調理する際には、シンシンの自然な風味を引き立てるために、シンプルな塩と黒胡椒で味付けをするのがおすすめです。また、肉の表面を軽く焼き固めてから、中までしっかりと火を通すことで、外は香ばしく、中はジューシーに仕上げることができます。
焼肉
シンシンはその弾力性も魅力の一つです。薄切りにして焼肉にすることで、その柔らかさと旨味を堪能することができます。焼肉の場合、シンシンの肉の旨味を引き出すためには、短時間でさっと焼き上げることがポイントです。タレやポン酢で軽く味付けするだけで、肉本来の美味しさを楽しむことができます。
すき焼き
シンシンはすき焼きにも非常に適しています。薄切りにしたシンシンを、甘辛い割り下と一緒に煮込むことで、肉の旨味が割り下に溶け出し、濃厚で深い味わいが楽しめます。特にシンシンの柔らかさと風味が割り下に染み込むことで、シンシンの魅力が一層引き立ちます。
シンシンを購入するなら恵比寿で
シンシンをお探しの場合は、恵比寿にある「あか牛精肉販売所」をぜひご利用ください。当店では、シンシンを含む多くの部位を取り揃えており、お客さまのご希望に応じたオーダーカットを承っております。また、他にもパック商品や総菜、新鮮なホルモンなども販売しており、店舗からの発送もご相談いただけます。
あか牛精肉販売所について
1階精肉店では、シンシンをはじめとするさまざまなあか牛をメジャーな部位から希少な部位まで取り揃えています。ショーケースからお好きな部位を選んでいただき、お好みに合わせたカットでご提供いたします。また、あか牛を使用したお弁当も販売しており、ランチやディナーにぴったりのメニューをご用意しています。
地下レストランでは、ショーケースに並んでいるお肉を選んで調理することができます。
店長おすすめの赤身肉の2種、3種盛りなどもあり、熊本の食材を使用した一品料理や、熊本の地酒、赤身肉に合うワインなども取り揃えています。ご家族やお友達とともに、お気軽にお立ち寄りいただき、美味しい料理をお楽しみください。
営業時間
ランチ 11:00-14:00 木金土日祝日、9のつく日
ディナー 17:00-22:00 火曜から日曜
月曜定休、その他特別営業、臨時休業する場合もあります。
その他イベント情報や最新の営業状況詳細については、インスタグラムをご確認ください。
詳しくはインスタグラムにて→あか牛精肉販売所インスタグラム
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