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ミノ ホルモンの登竜門  

2023.06.11

今回ご紹介するのは熊本和牛あかのミノです。

あか牛精肉販売所 ホルモン ミノ

ミノとは第1胃のこと

ミノは、牛の胃のうちの第1胃にあたります。牛の胃は4つの部屋に分かれており、それぞれ異なる役割を持っていますが、ミノは主に植物繊維をすり潰して消化を助ける重要な部分です。ミノという名前の由来は、その形状にあります。ミノを切り開いた形が、かつて農作業時などに使われていた雨具「簑(みの)」に似ていることから「ミノ」と呼ばれるようになりました。焼肉やホルモン料理として定番の部位となっています。

他の胃についても知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
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ミノの特徴

ミノの特徴的なコリコリとした食感は、牛が草食動物として長時間反芻を繰り返すことに由来します。
牛は1日に6〜10時間かけて反芻を行い、胃と口の間で食べた牧草を行き来させながら、さらに1分間に40〜60回も噛むとされています。この噛み続ける動作によってミノが非常に丈夫で弾力のある食感を持つようになります。

当店のあか牛ミノは、九州熊本の阿蘇山麓でのびのびと育った自然飼育の牛で、臭みが少ないと人気ですコリコリとした強い食感が特徴です。この歯ごたえが、ホルモン好きにはたまらない魅力です。

ミノは下処理で美味しくなる

ミノを調理する際には、まず下準備をしっかり行うことが重要です。
あか牛のミノは肉厚で、色は純白に近く、火を通してもその白さは失われません。
下準備の一環として、ミノを塩でよくもみ洗いし、余分な汚れや臭いを取り除きます。その後、包丁で切り込みを入れてから、沸騰したお湯で30〜40分ほど茹でます。茹で上がりのタイミングは、包丁で入れた切り込みが開いてきたかどうかで見極めます。こうしてしっかりと下処理を行うことで、より一層ミノの美味しさを引き出すことができます。

あか牛ミノの美味しいレシピ

あか牛のミノは、味わいが淡白であるため、どんな味付けにもマッチします。
網焼きでは、シンプルに塩やタレで焼き上げるのも美味しいですし、ポン酢でさっぱりと食べることもできます。
特に焼肉の場合は、強火で表面に焼き目をつけた後、コロコロと転がしながら全体を均等に焼き、切り込みが開いてきたら食べごろです。焼きすぎないように気をつけると、コリコリとした食感をそのまま楽しむことができます。

また、炒め物にも適しており、ミノと野菜を一緒に塩だれで軽く炒めると、ご飯やお酒のお供としてもぴったりです。さらに、湯引きしてポン酢をかければ、さっぱりとしたおつまみとしても楽しめます。
ミノは、料理のバリエーションが豊富で、さまざまなアレンジが楽しめる部位です。

ミノの栄養価

ミノは、高タンパク質でありながら低脂肪な食材で、健康志向の方にもおすすめです。
特に、タンパク質を多く含むため、筋肉の維持や増強に役立ちます。また、コラーゲンも豊富に含まれており、美肌効果や関節の健康をサポートするとも言われています。さらに、ビタミンB12や亜鉛を多く含んでおり、体の免疫力や新陳代謝を高める効果も期待できます。

ホルモンの中でもミノは、特に鉄分が豊富で、貧血の予防にも適した部位です。
鉄分は体内で酸素を運ぶ役割を持つため、疲労回復やエネルギー代謝の促進に寄与します。これらの栄養素が、ミノを単なる美味しい食材にとどまらず、健康を意識した食事の一環としても重要な食材です。

あか牛のミノは恵比寿で

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当店、あか牛精肉販売所では、あか牛を中心とした高品質なお肉を取り扱っています。
ミノに関しては、オンラインショップでは取り扱いがありませんが、恵比寿にある実店舗では、毎週末に新鮮なホルモン類が入荷される予定です。
ホルモンは人気が高く、入荷後すぐに売り切れることもありますので、見つけた際はぜひお買い求めください。

まとめ

あか牛のミノは、その独特のコリコリとした食感と淡白な味わいが魅力で、どんな料理にも応用が利く万能な部位です。
しっかりとした下処理を行えば、その美味しさを最大限に引き出すことができます。
また、栄養価も高く、健康面でも大いに貢献する食材です。ホルモン好きにはたまらない、食べ応えのある一品として、ぜひ一度お試しください。

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