今回ご紹介するのは熊本和牛あか牛のミノです。
ミノとは第1胃のこと
ミノは、牛に4つある胃のうちの第1胃です。
ミノという名前の由来は、ミノを切り開いた形が昔に使われていた雨具の簑傘(みのかさ)に似ていることから「ミノ」と呼ばれています。
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ミノの特徴
第1胃であるミノには、植物の繊維などをすり潰して分解する役割があります。
牧草は消化に長い時間を要するため、何度も何度も胃と口の中を行ったり来たりする反芻を6~10時間ほどしています。
さらに1分間で40~60回ほど噛みます。その動きのため、ミノはコリコリとした食感になるそうです。
穀物や飼料の違いにより、ミノが柔らかくなることもあるようですが、当店が取り扱うのは、九州熊本は阿蘇の大自然の中でのびのびと育てられたあか牛なので、コリコリとした強い食感が醍醐味で、ホルモン好きをも唸らせる部位です。
下準備はしっかり熱湯で湯がく
熊本和牛あか牛のミノは、肉厚で純白に近い色をしていて、火が通っても白色は変わりません。ミノの下準備は、塩を振ってもみ洗いしたのち、切り込みを入れて、しっかり沸騰したお湯で30~40分湯がきます。
食べごろは、包丁で入れた切り込みが開いてきたかで見極めます。
あか牛ミノの美味しい食べ方
あか牛のミノは、淡白なのでどんな味付けでも合わせやすく、塩でもタレでもポン酢でも合います。
定番の焼肉なら焼き目を付けてから、コロコロと転がして全体を焼いていき、切り込みが入っていたら開いてきたら食べごろです。塩だれで炒め物やポン酢で湯引きなど、お酒のアテにもばっちりです。
ミノは料理のバリエーションを楽しむことが出来る部位です。
あか牛のミノは恵比寿で
オンラインショップではミノの取り扱いはないですが、恵比寿にあるあか牛精肉販売所では状況により変動はありますが、ミノをはじめとするホルモンの入荷は毎週末を予定しております。ホルモンは大変人気商品ですので、店頭に並んでいたら、ぜひお買い求めください。
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